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いいことばかりではない…企業へ転職するデメリットとは?

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調剤薬局から企業に転職するデメリットとは

1つ前の記事では調剤薬局から企業に転職するメリットをお伝えしました。ただし、転職はいいことばかりではありません。特に未経験での転職は苦難の連続と言っても過言ではありません。今回は企業に転職した際のデメリットをご紹介します。

未経験者の給料は一時的に下る恐れあり

調剤薬局よりも企業のほうが給料が高いイメージがあるかと思いますが、一概には当てはまりません。未経験での転職の場合の給料は一時的に下がってしまう可能性があります。未経験での転職の場合その業種での事前評価を下すことが難しく、新卒者の給料より少し高い程度になることが多いです。薬局などである程度の経験年数があると転職後の給料が低く、場合によっては生活を見直さないといけないこともあります。今の給料よりどれくらい下がっても大丈夫なのか、転職活動前に考えておきましょう。また、年収UPを目指す転職の場合は未経験での転職は控えたほうがいいかもしれません。ただし経験を積むことで徐々に年収がUPして最終的には調剤薬局で働き続けるときよりも高くなる可能性もあるので長い目でみて考えることも大切です。

職種によってはかなり激務

例えば開発職のモニターは出張が多く、休日に出張の前乗りすることも…。また、日本で発売している多くの医薬品は世界中でも発売しているため、製薬会社の場合は海外支社(外資系の場合は本社)とのミーティングが時差の関係で深夜帯にセッティングされることもあります。安全性業務(ファーマコヴィジランス部)の場合はPMDAに報告する期限がGVP省令で定められているため、報告遅延にならないよう休日に出勤して対応する場合もあります。

多くの企業で在宅勤務を取り入れているため一見働きやすそうに感じますが、容赦なく深夜帯に海外とのミーティングが入ることも。夕食やお迎えのために定時になったら一時離席し、落ち着いた夜に業務に戻る方もいます。在宅勤務=楽できる というわけではありません。

臨床の知識が身につきにくい

企業で働く薬剤師の場合、自社で扱っている医薬品や疾患に対してはかなり勉強が必要で、調剤薬局で働いていた時よりも詳しくなることも。ただ、他社から発売される新薬の情報や新しい治療方針などは自ら進んで情報収集しないと入ってきません。臨床での知識を大切にしたい人は業務外で勉強し続ける必要があります。

有給休暇が半年間ないことも

これは薬局から薬局へ転職する際にも同じことが言えますが、労働基準法では入社後6か月経過し、かつ出勤率が8割以上の場合に付与されます。企業によっては独自の基準を定めており、入社後すぐに付与されるケースもありますが、法律通りの運用を行う企業では半年間有給休暇がありません。その間の急な病気やケガなどのときには欠勤になってしまうことも。

メリットでは「土日休み」を上げましたが、裏を返すと有給休暇付与前は平日に休みにくくなります。銀行や役所など平日でないと難しい用事は可能なら転職前に済ましておくと安心でしょう。

さいごに

企業へ転職することはメリットも多いですが、その分デメリットもあります。転職によって何を達成させたいのか、転職の目的をはっきりさせることで失敗を回避することができます。仕事内容が何よりも最優先なのか、年収はどれくらいなら下がってもいいのか、今のワークライフバランスと変わってしまってもいいのか、よく考えるようにしましょう。

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